振袖の下にヒートテックってあり??
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  1. 振袖の下にヒートテックってあり?成人式のおすすめ防寒対策!

成人式おすすめ防寒対策を紹介!

振袖の下にヒートテックを着るなら後ろ前逆にするのがおすすめ

振袖の下にヒートテックを着るなら後ろ前逆にするのがおすすめ
出典:ユニクロ

冬場になると、厚ぼったくならずに防寒できるヒートテックは大人気。振袖の肌着としても使えると聞いたので実践してみましたが、薄くて邪魔になりませんし肌に密着するので、いい防寒対策になりました!使ってみて分かった、ヒートテックを振袖の肌着にするときの3つのポイントを紹介します。

最初のポイントは、ヒートテックの襟ぐりの開きです。振袖は襟を後ろに下げて、うなじを出す着方をします。これは「衣紋(えもん)を抜く」と言い、和装の色っぽさを一番感じる部分でもありますよね。そこにヒートテックが覗いてしまっていたらこの上なく残念です。というより着付けの段階で脱ぐように言われてしまうでしょう。そのためヒートテックを着るときは深く襟が開いているものか、後ろ前を逆に着て襟の開きが深いほうを後ろに持っていくようにするといいですよ。

2つ目のポイントは、ヒートテックは肌襦袢の下に着ること。振袖は、肌襦袢→長襦袢→着物の順で重ねていきます。肌襦袢は洋服で言うところの「下着」にあたりますので、これをヒートテックにしてもいいのでは?と思うかもしれません。しかしヒートテックのツルツル素材の上に長襦袢を重ねると滑ってしまい、着付けに苦労します。着付けをする人も大変ですし着崩れの原因にもなりますので、ヒートテックを肌襦袢代わりにするのではなく、肌襦袢の下に着るようにしましょう。

3つ目のポイントは、袖丈に気を付けること。ヒートテックの袖丈は長袖・八分袖・七分袖などありますが、振袖の袖口から見えてしまわないよう、5分袖以下のものを選ぶようにしてください。キャミソールタイプであれば、衣紋抜きの問題も同時にクリアできます。

振袖の下にヒートテックのレギンスを履くなら膝上丈のものがおすすめ

下半身の防寒対策をしなかったら足元がすごく冷えてしまった…成人式ではこんな経験をしている人も多いです。下半身の防寒対策にはヒートテックのレギンスがおすすめ。下半身ならツルツル素材でも問題はありません。ここで注意したいのはレギンスの丈です。

まず足首まであるものは、階段の昇り降りの際などに見えてしまう可能性があるので避けたほうが良いでしょう。ふくらはぎ程度の丈のものもありますが、静電気がたまってしまい裾よけや長襦袢が足元でもたついてしまうこともあるので、なるべく膝上丈のものを着用するのがポイントです。

またレギンスの股上が深いと腰紐が邪魔してトイレが大変になりますので、股上の浅いものを選ぶほうが良いです。腰骨付近で折り返して着てもいいですが、ちょっと落ち着かないかもしれませんね。

以上がヒートテックのレギンスを合わせるときの注意点です。寒がりの方や寒い地域では、先に挙げたような上半身のヒートテックとレギンスのダブル使いで乗り切りましょう。

和装用の防寒肌着やヒート足袋なども

和装用の防寒肌着やヒート足袋なども
出典:Amazon

管理人の場合はヒートテックで乗り切りましたが、実は和装用の防寒肌着もちゃんとあります。ネットの和装専門ショップを見ると、足袋の下にも穿けるようにつま先が2つに分かれているストッキングや、足袋の下に着用する「ヒート足袋」、発熱繊維を使用した肌襦袢・パンツ型の裾よけなどもあります。

このような和装用の防寒肌着であれば、見えてしまったらどうしよう、マナー的には良いのかな?と気を遣うこともありませんし、何より綺麗に振袖を着こなすことができます。

振袖を着る機会が成人式の一度だけ、という方には少し勿体なく感じてしまうかもしれませんが、成人式以外にも振袖を着たい方・これから着物を着る機会を増やしていきたいと思っている方はぜひ専用の肌着をチェックしてみてください。

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