30年前の振袖をリメイクするコツと注意点について詳しく解説しています。
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  1. 母親の振袖っておしゃれに着られる?30年前の振袖をリメイクするコツと注意点

母親の振袖っておしゃれに着られる?
30年前の振袖リメイクするコツと注意点

母親の振袖って本当に着られるの?

母親の振袖って本当に着られるの?

母親の振袖と聞くと時代遅れのイメージがあるかもしれませんが、最近はリメイクをしてくれたり小物を使ったアレンジをしてもらえる振袖レンタルショップや呉服屋さんがとても増えています。「ママフリ」と呼んで母親の振袖を着るプランを用意しているお店もあります。このママフリはメリットがたくさんあるんですよ。

  • 昔の着物は品質がよく、生地自体に重厚感がありそれだけで上品さを感じさせます。
  • 着物代がかからないですみます。
  • クリーニングや仕立て直し、小物類の新調をすれば、今の振袖とほとんど変わらないくらいまでに生まれ変わります。
  • 成人式で友人たちの振袖とかぶることがありません!
  • 今だけの流行りのデザインではないので、何年後かに写真を見たとき時代遅れを感じません。

母親の振袖を着たい!と思っていても実際に着られるのは母親が振袖を持っているという人だけです。私は残念ながらママフリはできませんでした。これはある意味贅沢な願いかもしれませんね。もし母親の振袖があるなら、リメイクしておしゃれに着てみるのも一生に一度の成人式の思い出になると思いますよ。

30年前の振袖をリメイク!注意点は?

30年前の振袖をリメイク!注意点は?

私もやってみたかったママフリ。先日年下のいとこが来年ママフリをするというので話を聞いてみました。保存状態があまりよくなく、全体的に色あせ、シミがある状態で一時はあきらめかけたそうなのですが、知り合いの呉服屋さんに相談して今は仕立て直しをしているところだそうです。

この時の話をまとめたので、ママフリをしたいと思っている人は是非参考にしてくださいね。

クリーニング、シミ抜き
どんな状態でもまず全体的なクリーニングは必要だそう。シミがある場合はシミ抜き、色落ちや色ヤケがある場合はきれいに修正してもらえる呉服専門店に合わせてお願いするといいでしょう。クリーニングやシミ抜きは1ヶ月以上かかることもあり、全体的に汚れがひどかったり色落ちをしている場合は、着物を一度ほどいて反物の状態に戻してから洗い、のりを引く洗張りという方法をするそうです。この場合は仕立て直しを含め3〜4ヶ月はみておいたほうがいいということです。クタッとした生地にハリが戻り、裏地を新しく変えて仕立て直しをしてもらえばきれいな振袖に生まれ変わります。
仕立て直し
振袖は柄合わせをして仕立ててありますが、普通のサイズよりも少し大きめにできているものが多いので、着付けで調整して着ることができます。身丈がちょうどよくても裄が短い場合は、裄だしをします。極端にサイズが違う場合は仕立て直しをする必要があります。洗張りをすれば、ぴったりのサイズに仕立て直しができます。私のいとこはまさにこの洗張りで仕立て直しをしているところです

こうしたリメイクは着物を大切に扱っているきちんとした振袖レンタルショップや呉服屋さんであれば、対応してもらえるそうです。なかには購入やレンタルをすすめてくるお店もあるというので気を付けましょうね。

古さを感じさせない!オシャレな振袖にするコツ

いとこによれば、母親の振袖を一式すべて着てみるとやはり古臭い着こなしになってしまうといっていました。でも振袖はそのままで小物類を新調するだけで、古さを感じさせない今風のコーディネートになるんですって。

帯・帯締め・帯揚げ・半襟・重ね衿・ハンドバック・草履・髪飾り

これらをすべてあるいは一部新調するだけで、今風の見違えるコーディネートが可能に。どんな小物を選べばいいかわからない、という人も大丈夫。振袖レンタルショップや呉服屋さんに着物を持参して選んでもらえばプロが今の時代に合う小物選びをしてくれるそうです。気をつけたいのが小物のレンタル。レンタル用の小物は安っぽい色合いやデザインのものが多いので、費用を抑えたいがために小物をレンタルですませると、せっかくの上品な振袖が台無しになってしまいます。多少費用がかかっても(といっても振袖のレンタルや購入よりは断然安くすみます)、振袖に見合った、振袖を引き立たせる小物を購入するのがいいと思います。

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