成人式のおすすめ防寒対策を紹介!
振袖の下にヒートテックを着るなら後ろ前逆にするのがおすすめ

冬場になると、厚ぼったくならずに防寒できるヒートテックは大人気。振袖の肌着としても使えると聞いたので実践してみましたが、薄くて邪魔になりませんし肌に密着するので、いい防寒対策になりました!使ってみて分かった、ヒートテックを振袖の肌着にするときの3つのポイントを紹介します。
最初のポイントは、ヒートテックの襟ぐりの開きです。振袖は襟を後ろに下げて、うなじを出す着方をします。これは「衣紋(えもん)を抜く」と言い、和装の色っぽさを一番感じる部分でもありますよね。そこにヒートテックが覗いてしまっていたらこの上なく残念です。というより着付けの段階で脱ぐように言われてしまうでしょう。そのためヒートテックを着るときは深く襟が開いているものか、後ろ前を逆に着て襟の開きが深いほうを後ろに持っていくようにするといいですよ。
2つ目のポイントは、ヒートテックは肌襦袢の下に着ること。振袖は、肌襦袢→長襦袢→着物の順で重ねていきます。肌襦袢は洋服で言うところの「下着」にあたりますので、これをヒートテックにしてもいいのでは?と思うかもしれません。しかしヒートテックのツルツル素材の上に長襦袢を重ねると滑ってしまい、着付けに苦労します。着付けをする人も大変ですし着崩れの原因にもなりますので、ヒートテックを肌襦袢代わりにするのではなく、肌襦袢の下に着るようにしましょう。
3つ目のポイントは、袖丈に気を付けること。ヒートテックの袖丈は長袖・八分袖・七分袖などありますが、振袖の袖口から見えてしまわないよう、5分袖以下のものを選ぶようにしてください。キャミソールタイプであれば、衣紋抜きの問題も同時にクリアできます。